【感想】微熱空間
近所のBOOK OFFに行ったら安く買えたので手に取った。『楽園』をめくっているときにキャラが可愛くて気になっていたのが遠因。
そろそろ4巻が出るらしいですね。
あらすじ引用*1
多感な時期の女のコが同い年のオトコのコと急な事情で生活を共に…。蒼樹うめが満を持して放つ悩ましくも羨ましい物語
蒼樹うめの絵をこの作品読むまでかわいいとか魅力的に感じたことがなくって、というのも私が普段見る絵と比べでコントラストがそんなに高くないんですよね。でもこの作品読むと「え、かわいい」と思わず言ってしまうような、そういう魅力にあふれてました。動的な可愛さっていうのかな、表情の移り変わりに魅力が詰まってます。たとえば扉絵とカバー下のイラストが差分の関係になっているんですよね。カバー下がそうなってると思わなくって、最初見たときはその想定にかなり虚をつかれました。カバー下にもカラーがあるなんて、豪華に作られてますね。
お話自体も上品な恋愛漫画で精神的な栄養になりますね。設定だけ見るとエロゲにもありそうなものなのに、決してエロに走らず、初心な感じ。
「あぁ〜これ良い〜」って思わず言いたくなる作品。これを機に積んでた『ひだまりスケッチ』を読もうかな。
*1:引用元 微熱空間 1|白泉社