青ペンギンの日記

i46bは基本的に漫画や小説のレビューをします。時として思索した跡を残していくと思います。

2022-01-01から1年間の記事一覧

【感想】もしも明日、この世界が終わるとしたら

2022年12月28日発売。年末ギリギリの発売にビックリ。 このライトノベルを書いている漆原雪人は美少女ノベルゲームのシナリオで有名な人だ。『いろとりどりのセカイ』や『さくら、もゆ。-as the Night's, Reincarnation-』で有名。逆にその1シリーズと1作の…

【感想】竜殺しのブリュンヒルド

読み始めたら止まらない、すばらしい物語だった 竜殺しのブリュンヒルド (電撃文庫) 作者:東崎 惟子 KADOKAWA Amazon この作品は、ブリュンヒルドという少女がある人に語って聞かせるという体裁の物語だ。「どこで」「誰に」が、作品を読み進めていくうちに…

過去を思い出として掘り起こす【感想】すずめの戸締り

『すずめの戸締り』を11/27に見た。 雑感 映画体験としてはとても楽しかった。勢いで見れる(というか勢いでしか見れない)ものだったうえに、音楽や美麗な背景美術がすばらしく、気持ちよかった。 TwitterのTLには災害だの天皇制といったものがどうこうと言…

【感想】ジョーカー

「無敵の人」を描いている作品とのことで前から気になっていた。 ジョーカー(字幕版) ホアキン・フェニックス Amazon 主人公のアーサーさんは、上部と下部に分かたれている社会の下部に属する人である。唐突に笑ってしまい、また止まらなくなってしまうとい…

【感想】ショーシャンクの空に

なにかと耳にする洋画タイトルで、今年発売したあるゲームでこの映画の要素が取り入れられていると聞き、すごく興味が湧いたので観ました。 ストーリーの内容全体をそれなりにまとめて、ちょこっと感想を書こうと思います。 プロゴルファーと逢引していた女…

【感想】砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない

書店に寄ったときに、イラストレーターの白身魚先生が装画を描いている本を見かけた。それが『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』だった。どうやら特殊カバーらしい。いつかは読みたいと思っていた本なので、これを期に読んでみることにした。 砂糖菓子の弾丸は…

【感想】その着せ替え人形は恋をする

アニメ1話放映後、作画が良いや女の子がかわいいといった好評が多かったので気になった。ふと入手経路不明だが原作が4巻まで置いてあったのを思い出して読んでみたらかなり面白かった。最新刊まで買って読んでしまった。 その着せ替え人形は恋をする 1巻 (デ…

【感想】わたし、二番目の彼女でいいから。

早坂さん壊れちゃう…… わたし、二番目の彼女でいいから。2 (電撃文庫) 作者:西 条陽 KADOKAWA Amazon 2巻もすごい面白かった こういった主人公が1人だけの想わなければならないヒロインがいながらも、他のヒロインに言い寄られて不誠実な行動をしてしまうよ…

【感想】劇場版 呪術廻戦0

12/29に観た jujutsukaisen-movie.jp 原作既読 話の内容 幼少のころ、幼なじみの祈本里香を交通事故により目の前で失った乙骨憂太。 「約束だよ 里香と憂太は大人になったら結婚するの」 怨霊と化した里香の呪いに苦しみ、自身の死を望む乙骨だったが、最強…