青ペンギンの日記

i46bは基本的に漫画や小説のレビューをします。時として思索した跡を残していくと思います。

ここ3ヶ月くらいで読んだ漫画でオススメなの

 面白いと思った漫画のタイトルをツイートすることはあるけれどなにが具体的に面白いかを語ることがないので書きます。

 

 

ワンダンス

ワンダンス(1) (アフタヌーンコミックス)

ワンダンス(1) (アフタヌーンコミックス)

  • 作者:珈琲
  • 発売日: 2019/05/23
  • メディア: Kindle
 

 吃音の少年がダンスのなかで自己表現を果たしていくという感じの話。

まずこの作品は絵がかっこいい。ダンスシーンのところがすごくかっこいい。黒と白の使い方が本当にうまく、絵を追うだけでリズムを感じることができるほど。私にとって漫画の中での踊りは静止画的で冗長だと感じることが多かったのだが、この作品でその見方を改めた。

一巻前半のうちはどこかじめじめした印象を受けるがそこから主人公がダンスにのめり込み、三巻前半のコンテスト編というひとつの最高潮を迎え、そのままバトルダンスの良さに目覚めていく過程が特にかっこいい。

アフタヌーン11月号現在、バトルダンス編のつづきなので、追っていてとても楽しい。

 

ブルーピリオド

 絵がうまいっっ!!!!!

という話はおいといて、八虎が藝大にはいってからの話の中で最近すごく面白い。先生陣の中にいる猫屋敷さんのキャラがすごくよい。受験の話からずっといる、絵がめっっっっっちゃ上手いキャラであった世田助くんをぐさぐさと言葉で刺したり、自分自身すらも作品に対する姿勢といったところがすごく映えていて好き!!!!!

 

魔法少女にあこがれて

正義サイドの魔法少女と悪サイドの魔法少女がいて、そこでしっちゃかめっちゃかしている。 

主人公がエスっけに目覚めていくの本当に好き。そのうえで、その本性に忠実なのもマジでよい。たとえば最新刊の三巻にでてくる別の魔法少女が出てきたとき、その娘たちが正義の魔法少女たちを叩き潰したと聞いたときに、逆にその悪の魔法少女にキレるとか。ほかにもマゾに目覚める正義の魔法少女がいるのもよい。

 

ウタカタノミナト

 萌え!!!!!!!

女の子がかわいい~~~~~~~~。

とくに最近に出てきた黒い女の子がかわいぃ~~~~~~~~~。ギガントキプリスのまなちゃんが性格変わったりするのですが、変わっているときのまなちゃんが主人公に対してお姫さま抱っこしたりするのですが、よい!!

 

きたない君がいちばんかわいい

 白い女の子の異常な感情とそれの漫画による表現がよい!なんでいじめられているのにそれを喜んでいるんやよ。そのいじめられた傷につながりを感じるんやよ......はー、ほんますき。

 

きみが死ぬまで恋をしたい

 しんどい。

はかない百合。

常に女の子が生と死の境目で生きている側に立っているその中での少女たちの心情が丁寧に描かれていてよい。

 

観音寺睡蓮の苦悩

 観音寺睡蓮が生モノの限界オタクなのほんまによい。その限界っぷりがよい

きらら限界オタクが描く、百合限界オタクのハラハラストーリーでよい!!

 

合格のための! やさしい三角関係入門

 この物語は正三角形百合(byいちのかアウ)なんですが、脳を破壊されるヒロインいるし、ひたすらに天使なヒロインもいるし......

毎話々々おなか痛いし女の子がかわいい。

読者の脳は溶けます。

 

笑顔のたえない職場です。

ギャグと女の関係性の描き方がうまい。少しづつ人間関係が広がっていって、それぞれが絡まっていき、各キャラの表情をうまく引きだしてくれる。良作。

 

葬送のフリーレン

時間の流れを利用した物語。主人公フリーレンがエルフで長生きなので、そのほかの人間との時間間隔がズレていて、ゆえに感覚もズレている。

フリーレンがどのようにかつての勇者の旅で変化したのか、時間の変化の中で何を知ったのか、それに心を打たれる。最近の魔族の話もとても面白く、知的でよい!!

そのほかには、キャラクターも魅力的ですね。フリーレン自体もよいですが、ほかにも弟子のフェルンがママっぽかったり、近接枠としてやってくるシュタルクが臆病でそれの表現が秀逸だったりしていてよいです。

それぞれのキャラクターはドイツ語由来らしく、その意味もなるほどなってなりました。

 

まとめ

いい作品ですよ!!おすすめですよ!!