【感想】ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 14
読んだので感想。ダンまちアニメの3期が始まったので、久しぶりに読むモチベが上がっったから。
はじめに
読みながら書き連ねていくので、まとまっていない記事になります。そして、ネタバレが多くなる可能性があるので、そこらへんは注意かもしれないです。
幕間
そもそも前の巻からの続きなので、その記憶がすでに怪しい……読んだの2年半以上前だしマジでやばい。記憶を掘り出しながら読んでいく感じですね〜。
【疾風】を討伐するだとかなんだとか覚えていなかった。
読み始めてすぐに幕間にぶつかったので普通にビックリ。
めちゃくちゃピンチということがわかる。
7章
内容的にはベルたちを探そうとするリリたちがやばいくらい強い階層主に行く手を阻まれ、かつ逃げられないから倒すしかないって感じ。
100ページも戦い続けるのか、はーってため息ついて読んでみたんですが、面白いなと読みやすいのとで割とストレスレス。ここだけでも十分に面白い。ピンチを切り抜けるために色々と策を巡らしたり、死んでも勝つって覚悟決めてやっている感じで手に汗握る展開。面白い。
ただ、ベル=クラネルの話の続きをはよ教えろよと思ったり……
8章
ここは熱い気持ちになれる部分。
まず、やばいくらいたくさんのモンスターに襲われる。次にヴェルフが覚醒する。覚醒するところがカッコいいんだ。
その上で覚醒した後の成果も、見栄えがある。あそこまで派手な光景を想像させられると、ゾワゾワする。
その後にふたたび、強そうなモンスターに囲まれる。大変だなあ。
すると、今までの縁で仲間に助けられていく。胸が熱くなるわね。
で、ベルは?
リリたちのベルを探す遠征は続く。なんかやばいところへずんずん進んでいくなあ。
9章
ベルの出番やー!!待ってた!
なお開幕からすごい絶望感。やばそう。
リューさんは覚悟決めているし、いきなり酷な敵に襲われそうになるし、会敵するしで重圧がすごい。
特に、ベルくんが追い詰められていく様がエグってくる。
リューさんがなんとか精神的に支えていって、ほんの少しばかし状況が好転していく。どん底なのは間違いないけど、絶望の極大点を通り過ぎようとしている感じがある。
亡くなった冒険者の道具をうんたらこうたらする話は、彼らが高潔だなあと感じた。生きるためなら仕方ないとしても良さそうなところに、良心の呵責に苦しめられていく様は、彼らを精神的に追い詰めていくことの表現でもあるが、それだけ彼らが良い人間であることを示している。
ここまでで300ページ、ラノベ一冊分足らずくらい。でも、割とスラスラ読める。
10章+間章+11章+間章
徐々に光明が見え始めてきた。
とりあえずはモンスターに追われて迎撃してという感じ。未だに先の見えない戦いではあるが、それまでの絶望感からは少し解き放たれていた。
ベルくん、まだ成長の余地残すやん。かっこよ。
一方でリューさんの過去の話も出てきたりして深みが増す。アストレア・ファミリアの面々、キャラたっているなあ。
そういえば最近こんな対談を読んだ。
ベル=クラネルの成長譚なわけだし、ジャガーノートとの戦いを超えてさらに成長する姿を描こうとするのは容易に想像ができる。どのような過程で成長するのかな。
12章
存在が示唆されていたモンスターと会敵するわ、やばいところを突っ切らなくちゃで大変だなあ。
特に足元からほげほげした時には血の気が引く。
この辺りはリューさんの覚悟決まったプレーが重くのしかかる。絶望的な叫びをあげそうになった。
それでも、こういう本当に絶望的な展開にしっかり救いをもたらしてくれるのがダンまちだから信頼できる。
で、ジャガーノートとの戦い残っているのにこんなに満身創痍でええんか?
13章+エピローグ+あとがき
クライマックスやん。もう一章くらいあるかと思ったぞ。
ベルくんが最初のほうにリューさんの心を揺さぶる。
その後しばらく休憩をとっているがその間のリューさんの心情が揺れているのがわかる。
明かされる過去回想、マジで重い。そこ読んだら一旦本を置いた。刺激が強い。
休憩のあとは最終決戦なわけだけど、あっさり(マインドを除いた)回復分をごっそり持ってかれてて絶望感がすごい。
まあ、ダンまちらしくしっかりギリギリで救いをくれるので、生還が確定した時は胸をなでおろしましたね。
ところで、その後の展開からしっかりリューさんがヒロイン入りしていてびっくりしましたね。(白文字)でも良いなって思えました。
まとめ
続きも買いたいですね。