青ペンギンの日記

i46bは基本的に漫画や小説のレビューをします。時として思索した跡を残していくと思います。

ツユの3rdライブに行ってきました

行ってきました

感想を書いて私の脳内に焼き付けます

 

 

 

不幸に誘われていたはずだが、気付いたら幸せになっていたのだ。不思議でしかない。

 

 

ステージの様子

3段に分かれていた。1段目の上手にベース、下手にドラム、上手の舞台袖にマニピュレーター、下手舞台袖にイラストレーター(!?!?!?!?)がいたらしい()。 2段目の上手にギター、下手にキーボード。ボーカルは移動しながらだったので割愛。3段目はボーカル専用だったね。

 

1番下の段に埋め込まれている照明が透明な傘で被り物をしていて、凝ってるなぁと感じた。他の照明装置もかなり効いていたのだけれどこれを記そうとするとかなり詳細に書かないといけないので割愛。ライブの様子をビデオに収めていたので、いつか円盤にしてくれるかもしれないのを期待して、それに任せることにします。

セトリとか

 基本的にこのライブと同一タイトルのアルバム『貴方を不幸に誘いますね』を基本骨子として*1それに1stアルバムから3曲*2全てと、上のアルバムの購入者特典楽曲で構成されていた。

驚いたことにアンコールやるまでMCがまっったくなかった。助かった。なので基本的にずっと立ちっぱ。それと、声が出せないあからクラップで一体感を味わおうとしている人が多かった。サビの時は右手を挙げて閉じたり開いたり。ペンライト文化以外が初だったので意外だった。たまに見るライブの映像で観客たちが手を挙げているのってこれの亜種なんだね……

以下、曲ごとに覚えていることを書いてく。

ただしセトリは正しくないものとする

強欲

 インスト曲でピアノソロ。なるほど入りがこれなら会場も静かに聞くし、これから始まるであろうライブに想像を馳せられる。でもピアノ格好良かた。

ナミカレ以降のツユはピアノがかなり気持ち良いことになっているので、ここで存分に浴びれたのは気持ちの切り替えにもなっていて助かった。

デモーニッシュ

 ボーカルの礼衣さんが3段目に立っていたのが薄い白い布で透かされてわかった。白い布には映像が投影されてMVが流れるという形。そこそこ布が大きくってそれにデカデカとMVが流れるの迫力あるよね……

消灯とキツめの赤の照明だったような気がする。まだ空気に慣れていないので、低温がガンガン体に効いてきて寿命が伸びる感覚がした。

過去に囚われている

 黄色や橙色を使っていたっけなぁ……クラップするのが楽しかった。ピアノの音が冴えていて澄んだような気持ちになった。

奴隷じゃないなら何ですか?

 緑が基調。それに赤が混ざっていく。歌い始めが強い曲なんだよね……これ……まだMVが公開されていない楽曲なので、それをライブで聞けたのかなり良い体験だった。

ルーザーガール

 お前が大好きなんだよ……実は上の曲の間を少しピアノソロを挟んでいて、ピアノにスポットライトを当てるだけ、それ以外の照明も切っており、その間にボーカルが3段目から2段目に降りてきてギターとキーボードの間に位置するようになった。このあたりからボーカルが歌いながら演技のように体を動かす様子がわかるようになった。

雨を浴びる

 抑えめの曲。MVからもわかる通りに真っ青な印象。ライブで聞くとBメロ良いね……になった。良いよね……

わりと珍しい男のイラスト。

太陽になれるかな

 前の曲からさらに抑えめの曲。バラード曲にクラップ合わないから、こういうときにペンライトがありがたいなぁと思った。映像を投影する場所の話なんだけど、それが下の小さいところしか使われなくて、そういう仕様なのかなぁとちょっと思った。

テリトリーバトル

このあたりアルバムと若干違う。音ゲーに収録された楽曲で、これがアルバムに収録されると聞いたときは嬉しかったな……4つ打ちが効いてて健康になる感じがした。人類は4つ打ちに負けてしまうものなのね……

ここでベースの方が一瞬姿を消していて、この曲ベース使ってないんだなと初めて気付いた。

サビで赤と青のライトが交互に照らしており、この2色で争っているんだなと感じた。

かくれんぼっち

 ペンライト使う時に白にするか緑にするか悩んだ。最後にサビが2回あるの忘れていて、不意打ちをくらったような気分になった。

梅雨明けの

 2ndアルバムのanimate特典。これが聞けると思ってなかった。最後の盛り上がりがいいんだよんね……今まですごい静かだたのが、最後に開放されて清澄になる感じ。

ピアノとボーカルにスポットライトを当てていたので、この2つで構成されているんだろうなぁ……と思った。

風薫る空の下

 澄んだ曲が続きますね。この曲は最近あまりリピートして聞かないので懐しい気分になったり。ギターの音好き。

ナツノカゼ御来光

 これはタワレコ特典。初めて聞いたんだけど良い曲だね……橙色で半分くらい照らしていたような……

アサガオの散る頃に

 前のアルバムに入ってたカバー曲。カバー曲、続きますね。大きくMVに使われていたイラストがスクリーンに表示されていて、おむたつ先生以外のイラストだったので少し印象に残った。おむたつ先生はわりとあっさりとした塗りをしているのだけれど、このMVに使われるイラストは若干厚塗り気味だから違いがわかりやすい。

秋雨前線

 この楽曲の間はキーボードとギターをスポットライトで浮かびあがらせていたので、その2つの楽曲で構成されているんだなぁ……になった。多分、どろぶんちゃんが黄色の紅葉のじゅうたんによこたわっているイラスト。インスト曲がMVになることはないだろうから、アルバム紹介動画以外で日の目を見る機会あるのかなぁ……見たいなぁ……と思ってたり。アサガオは梅雨の季節で梅雨前線、この楽曲の秋雨前線と対になっているのかな。

忠犬ハチ

 これも異色な曲。正直らしくないなぁ……と思いながらも情に訴える曲作りになっていて、不覚にも感動してしまう。MVのノスタルジーっぽさがいいんだよね。

あの世行きのバスに乗ってさらば

 これのメロディを使ってピアノソロが流れ始め、キーボードにスポットがあたり、それ以外暗くなる。その間にボーカルが1段目の真ん中にくる。マジかよと思っていたら上からさらにデカいスクリーンが降りてきて「あの世行きのバスに乗ってさらば」と始まる。絶叫しなかった自分を褒めてやりたい。これ聞けただけで死んでもいいなって思った。

くらべられっ子

 ツユで1番再生されている楽曲。会場が熱くなるのを感じた。あのバスに続いてこれが流れるとか、殺しに来ている。これについてはすごい良い曲なので語ることはあまりない。

ナミカレ

 1番好きなMVやっぱこれだなと、クソデカスクリーンを眺めながら思った。あの音響で流れるものだから気分は映画館よ。 アウトロのピアノソロが冴えていて、気持ちいい~~になりました。

泥の分際で私だけの大切を奪おうだなんて

 迫力満点。この楽曲、唐突な終わりをするから余韻がとんでもない。箱に残る残響に感情が持ってかれる。

終点の先があるとすれば

 明らかに「あのバス」のアンサーソング。これが2ndアルバムだからこれで本編は終わってしまうんだな……としみじみ思いながら聞いた。

ラスサビであのバスちゃんとおぼしき顔が写されたとき腰抜かすかと思った。

やっぱり雨は降るんだね

 アンコール1曲目。やっぱこれだねぇ……になった。イントロと共に落ちるクソデカスクリーン。あぁ無情。しかし、かなり良い演出だなぁ……オッと声を上げちゃった。

 

MCでこの楽曲を公開したらn-bunaさんから「インターネットに埋もれるべきではない」というような趣旨のDMを受け取ったらしく、そのメッセージを糧に今も頑張っていると感謝を述べたらしい。本人に直接言えや。

ロックな君とはお別れだ

すごい好きなのでもう感無量。前のアルバムの楽曲で生で聞きたい曲全部聞けた。

 

結び

ライブ良すぎて終わった後物販に駆け込みなおして缶バッチとアクリルキーホルダーを買っちった。イラストレータ*3のセンス良すぎ。声が出せないライブだったけど、とても良い体験だった。ツユの曲、やっぱり好きだ……アルバム聞いてライブの余韻を思い出しながらこれを書いたのですが、また生で音浴びて歌を聞きたいよ……

 

(了)

*1:見てみると少し入れ替えられてる。セトリの記憶違いを疑う

*2:インスト曲2曲と『ひとりぼっちと未来』。

*3:MCでツユの可愛い担当って言われていた